岩手県陸前高田市 2013.02.03
宮城県気仙沼市 2013.02.03
宮城県気仙沼市 2013.02.03
宮城県気仙沼市 2013.02.03
宮城県南三陸町 2013.02.03
宮城県石巻市 2013.02.03
私たちは 3.11を風化させない!
取材日当日は、こそだてシップ巡回訪問の取材の為、撮影が出来ませんでした。
昨年と比較すると、仮設店舗や、店舗工事中のところが見受けられました。
食品スーパー、ドラックストア等、最低限の日常生活の物品購入が出来るところまできています。しかも価格がものすごく安かったです。
(アタック液体が168円位だったかな?そのほかも品種がかなり絞られていますが、東京よりは安い印象でした)
運転手さん(こそだてシップ伊藤代表のご主人)の案内のせいか、ラーメン屋が多かったのが印象的でした。
大船渡にあるゴミ焼却施設は、沿岸部で唯一震災を免れたところだそうで、沿岸部のがれきがここに集まって来ます。
大船渡湾はがれきを積んだ船が多く航行しています。大船渡湾の一部をがれきで埋め立てており、ショベルカーやブルドーザーが廃棄物のならしを行っていました。
私の撮影しているところは、震災前大型ショッピングセンターリプルがあったところです。まだがれきが山のように積まれていて、昨年からほとんど変わっていません。周りに建物が何もないので、風がものすごく強く吹いています。
団地が二棟建っていますが、一棟はそのまま残しておくそうです。
陸前高田市では、震災を風化させないようにこのような「爪痕」を残す方針で考えているそうですが、プランを立てる職員さん、お金が無いため、具体的な話になるのは相当先でしょうとの事でした。
ここは観光バスも訪れる「観光地!?」になっている場所です。南気仙沼もひどいですが、ここまで大型船が流れ着いていますので、インパクトは大きいです。昨年は、すぐ近くに小型の船も斜めになって流れ着いていたのですが、かたづけられたようです。付近のがれきは無くなり、あとは家の基礎が残るだけとなりました。駅前にあったモニュメントも片付けられていました。
南気仙沼駅周辺は、初めて訪れました。以下の写真は駅周辺を360°撮影しました。鉄道や駅は全く確認出来ず、しばらくはこの状態が続くのでは、という印象を持ちました。
地図を見ると分かりますが、この辺一帯は中州になっていて高台が無く、再開発の困難さが想像されます。最後の写真に写っている山は「湾の向こう側」にある亀山です。